2026年10月現在、PHPやNode.jsを始めとして、複数の重大なセキュリティアップデートが行われています。
本件に対する当社の技術的な対応についてまとめました。
PHP、Node.jsについての脆弱性は日本時間で2026-10-21の昼頃から各種コミュニティで話題になっていました。
PHPとNode.jsについて利用されているサービスをすぐに洗い出し、該当の社内サービスにおいて重大性とパッチが上流から提供されるまでの間の安全策として nginx Reverse Proxy で503ページを出力することにしました。
実際のバージョンアップは日を改めて行いました。当社では基本的にDockerを用いたホスティングを用いているため、まずは上流からのバージョンアップが提供されているかを確認しました。
PHPを利用しているNextCloudについては提供されていたため docker pull での対応としました。
Node.jsについては 1. 上流から提供されているもの, 2. 提供されていないため自前で docker build を行うもの の2パターンに分かれて対応しました。
具体的に Node.js のバージョンが提供されていなかったものは tootsuite/mastodon になります。
$ docker run tootsuite/mastodon-streaming:v4.7.3 node -v > v24.22.0
そのため新たに Dockerfile を下記で作成し tagging しました。
# Dockerfile.mastodon-streaming-v4.7.3-node24.22.1-patchedFROM tootsuite/mastodon-streaming:v4.7.3 USER root # Node をアップデート RUN npm install -g n && \ n 24.22.1 && \ npm uninstall -g n && \ npm cache clean -f USER mastodon RUN node -v
$ docker build -t tootsuite/mastodon-streaming:v4.7.3-node24.22.1-patch -f Dockerfile.mastodon-streaming-v4.7.3-node24.22.1-patched
# phpのバージョン確認 $ docker run nextcloud:34.0.5 php -v # メジャーバージョンアップ後の確認 $ docker run nextcloud:35.0.2 php -v # mastodon-streamingのパッチ済みタグでの確認 $ docker run tootsuite/mastodon-streaming:v4.7.3-node24.22.1-patch node -v
今回、いち早く気付くことができたため、初動でサービスへの到達を防ぐことで安全に対処できました。
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執筆: 代表 土師 岬